データドリブンは得意なはずなのに採用だけは勘頼り？　全日本仕事失敗連盟【表さん編】

株式会社ミツカリ代表取締役

株式会社ミツカリの代表やってます。表でございます！
ミツカリではカルチャーフィットを可視化する「ミツカリ」というサービスを運営しています。

わかりやすく言うと適性検査のようなものです。
会社で働いている人のデータを取ってそれぞれの相性がどうかなどを数値的に分析しています。

適性検査の結果だと私ストレスに弱いんです。
すごくあがり症で今とても緊張してます。笑

騒ぎすぎちゃいましたね。笑
すごく楽しかったのでワイワイやりすぎて、グラスの水こぼしちゃったりとか。

すいません。笑
やっぱり、思いっきり勘にだけ頼った採用をしてしまっていたことですかね。

前の会社で面接官を7年くらいやっていたんです。結構ハードな仕事で、朝6時とかから会社に行って12時ぐらいに帰るみたいな生活でした。
普通に17時間以上働いてました。笑

そうです。
月曜から金曜までそんな感じで働いて、金曜の夕方くらいにオフィス戻ったら机の上に「18:03 品川発」って書いてある新幹線のチケット置いてあったこともあって。
これ明日行けってことかな？みたいな感じで次の日朝の9時から京都で面接して最終の新幹線で帰りながら面接の内容を振り返るみたいな。笑

仕事はすごく好きだったので一生懸命やっていました。

ただ、ある時「この人いいな！」ってなんとなく盛り上がった人に入社してもらったことがあるんですけど、半年くらいですぐに辞めてしまったんです。

社内全員、あんなに相性が良さそうで盛り上がっていたのにそうなってしまったことがすごくショックで。
そんな時にふと気がついたんです。
普段の業務では分析とかすごいしていたのに、採用面接だけは合うか合わないの「勘」でやっていたんです。
データとか全く残していませんでした。

このことをきっかけに面接時のデータを残すようになって、分析するようになったんです。
その結果を見たら、私の面接官の能力がほぼゼロだったことがわかりました。笑
私がつけていた評価とその後のパフォーマンスの相関がほぼゼロ。

あんなに一生懸命やっていたのに、なぜ面接のデータを取って分析してみようと思いつかなかったのか。
いまだに謎です。笑

よくある話ですね。
やっぱり何年も続けて来てデータもあるのに、「それを一回忘れて」みたいなことが多いのはもったいないと思います。

そうですね。
働き方も昔より変わってきて様々な職種が出てきていますが、その中でもある程度この人はこう言う人だからこれに合うかも。
みたいなのを持ってやらないと難しいと思います。
そう言ったことが実現しやすくなるサービスをやっています。